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パーソナルトレーニングを受けた経験のある女性だとわかると思いますが『糖質は⚪⚪gに抑えましょう』とか『たんぱく質は⚪⚪g摂りましょう』とか指示型の指導が多いと思います。

私はどちらかというと非指示型の指導です。

  1. 『疲れて甘い物をつい食べちゃって』

『どうしてもお酒の誘いを断れなくて』

という女性に対して

  1. 『甘い物食べちゃいますよね』

『なかなか断りづらいですよね』

というように、共感型コミュニケーションに基づいて指導しています。

クライアントのとった行動を否定せず、尊重するという意味もありますが、主体性を伸ばすという意味も兼ねています。

もしこれがSMプレイにおける主従関係のように、相手の意思に全てを委ねるような場合であれば別ですが、話はトレーニングです。

トレーナー依存になってしまうと、自分で考える力が弱ってしまいます。

言うなら、わからない算数の問題に対して、すぐに答えを見てしまう行為と同じ訳です。

  1. 何を食べたらいい?
  2. どう食べたらいい?

これは食べていい?

というように、誰のための食事だかわからなくなってしまいます。

答えって人から与えられるものではなく、自分の中にあるんです。

どうやったら痩せるかなんてわかってますし、食べすぎたら太るなんてことも知っています。

痩せたいという願望の陰には、もっと自分のことを知ってほしいという気持ちも隠れていたりします。

そこは優しく触れてあげられるようになると、またダイエットの在り方も変わってくるかもしれませんね。

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