水や酒をガブカブ飲んで体重1kg増やすことは30秒くらいあればできますが、体脂肪を1kg増やすには数週間～数ヶ月かかるものです。

7200cal余分にとらないと脂肪は1kg増えませんよというものです。

１日1500cal消費している人が、1740calの食事を毎日続けて(＋240cal)、30日でやっと1kg増えるということ。

なので4～5k太って、自分で太ったなと思った頃にはかなり脂肪の蓄積は進行しているわけで、１か月や２か月でどうかなる話ではないです。

ちょっと筋トレをしている中学生でも知っているこの考えは、残念なことに未だに浸透していないので、日本のトレーニング業界は何の進歩もしていないと思っています。

むしろ退化している。

ちょっと夜のご飯を抜けば帳消し。ほら4k減った(水分と筋肉)だなんて、そんな都合の良い話は存在しません。

太った体型に悩んでいる人がまずするべきことは、炭水化物を抜くことでも、チキンを買い込むことでも、サラダばかり食べることでもなく、そういう極端な食生活はもう辞め、食べるものをきちんと食べることです。

私だったらそういう指導者にはついていかないです。

10年20年先のことまで考えてくれる指導者を信頼します。ダイエットに限らずです。

やたらとそういう考えばかり押し付けてくる指導者も結局は洗脳されており主体性や自分の考え、ポリシーがないと思っています。

炭水化物を抜くように指導されて一時的に痩せたけども、前より太ってしまい食べることが怖くなってしまいました(特に炭水化物)というお客さんが後を絶たないからこう言っています。

半ば拒食気味になってしまっている女性が増えているということです。

短期間で痩せさせようとする無責任なトレーナーからすれば、そんなの知りませんよ、リバウンドしたのはあなたのせいですよ、くらいしか考えてないでしょうから。

アルバイト感丸出しです。

ダイエットにおいて、これだけやればOK！なんて考えは存在しませんので、安易な考えは捨て、知性を身につけること。

最後に

『誰も信じなくていい。自分だけを信じること』

ダイエットの鉄則です。