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痩せる→つくる

怪しげなダイエットが平気に広まる背景にはインターネットやSNSが普及して誰もが情報の発信者になれる時代になったのが原因の一つだと私は思っています。(良い面ももちろんあります)

すぐにこうしたダイエットに走ってしまう方は、自分に軸がなく、物事の善し悪しを見分ける『フィルター』が壊れた状態だと思っています。

  1. テレビでやっていたから、モデルがやっていたから、ダイエットに成功した友達がやっていたからと反応的に自分もやるのではなく、きちんと自分のフィルターを通した上で実施すべきです。

無理な食事ダイエットを実践している方は絶対に運動はしないで下さい。

短期集中型の某パーソナルトレーニングジムに通っていた方の話です。

その方は糖質制限及び食事制限を実践し、週2回ジムでトレーニングをしていたそうです。

トレーニング中に急に視界が暗くなり、起きた時にはベッドの上だったということがあったそうです。

栄養不足による低血糖症かと思われます。

もしダンベルやバーベルなどの重りを扱っていれば大事故に繋がりかねません。もっと事が大きくならない限り、こうした出来事はあまり公表されないようです。

トレーナー及び施設側の人間はリスクを常に考慮して指導に当たるべきです。

ただ、トレーナー側も結局は自分たちの軸がなく、また施設のマニュアルに従ったり、流行型ダイエットの波に乗ってしまっているのが実態ですから困ったものです。

  1. まず他人と比較することをやめましょう。

そして怪しげなダイエットに対して賢くなって下さい。

友達は友達、モデルさんはモデルさんです。

これからまだまだ新しいダイエット法が登場します。

食事系のダイエットに共通して言えるのが、そのほとんどが体脂肪ではなく『筋肉』を落とすものであること。

『○○㌔痩せた!』という表記はありますが、筋肉の量に関しては一切表記がないものがほとんどです。

体重は減ったのに思い描いていた理想の体型にならなかったり、一時的に体重は減ったけどまたすぐ戻ったり。

きちんと筋肉ベースでつくられたカラダであればそうはなりません。

まだまだ少ないようですが、数年前に比べ女性のトレーニング人口が増えてきたのはとても嬉しいことです。

『痩せる』という概念が消え『つくる』という概念が当たり前になる時代を望んでいます。

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