流されない
これ食べたら太るとか、これ食べたら痩せるとか
それって結局ダイエットのことよくわかっていない証拠。
米食べたら太る。パン食べたら太る。麺食べたら太る。
じゃ、何食べろってのよ?食うもんないでしょ。いや、あるか。
とにかく、これ以上ダイエッターから食べ物奪わなくていいでしょう。
朝からピザ食べようが、夜にカレー食べようが身体への負担はともかく、それとダイエットはまた別の話。

賢い人間なら、その時食べたものが原因で太るなんてことはあり得ないということを当然の如く知っているし、太る原因は普段から食べている物や、それだけでなく日常生活での活動量が明らかに少ないにも関わらず、それを上回るカロリーをほぼ無意識レベルで摂取している生活を送っていることが原因だってことがわかる。
普段から痩せている人は、もちろん努力していることもあるけれど、痩せる生活が当たり前になっているから『どうやって痩せたの?』と聞かれても『何もしてないよ?』と答える。本人は痩せるつもりで痩せていないから。
気付かないうちに太ってしまう人は、太る生活がもはや当たり前になってしまっているから。痩せている人と逆のパターンで、自分がそうした生活を送っていることに『気付かない』。
夜に炭水化物を摂らないのが当たり前になっているが、私はこれも逆に太る原因だと思っている。
運動しているしていないに関わらず、三食のバランスは同じであるべきだし、断言するが、夜に炭水化物を食べたからって太ることはまずない。
むしろ、偏った食生活で太ったのに、ダイエットをするのに、またそうした偏った食生活を始めるからいつまでもダイエットを繰り返すし、どこかで身体やメンタルに不具合が生じるのだと思っている。
炭水化物の摂りすぎではなく、単なる『食い過ぎ』であることを自覚するべき。
炭水化物が食事全体の8~9割であるベトナム人の痩せた体型を見れば一目瞭然。
太るか太らないかなんかは1日の総摂取カロリーと総消費カロリーのバランスで決まることだし、そうした根本的な大原則を無視して、色んなダイエットに走っても結局また情報に流されて終わるだけ。
軸がないというか。
私ならブレる人間について行こうと思わないから。
