遅く歩くから安全とか、速く歩くから危険とか一概にそうとは言えないと考えています。
どんな速度域でも『自分の身体をコントロールできること』が重要だと考えています。
コンビニでカップ麺を購入し、お湯を入れて持って帰ってきた時に思ったこと。
幾ら気をつけて遅く歩いても熱湯が親指にかかることもあれば、速く歩いても大丈夫なこともある。
そばの配達に使われるバイクのオカモチ的な感じです。
身体の軸を意識し、左右のブレや上下の振動、身体の回転などをきちんと制御することで無駄のない動きができる。それが結果として、パフォーマンスの向上やケガの予防にも繋がる。
トレーニングも同じ。
スクワットをするにしても、しゃがむ動きを5秒にするべきなのか、2秒にするべきなのか、意見が分かれる部分であるが、どの速度域でも本人が狙った筋肉に刺激を与えることができ、動きを正確にコントロールできていれば、気にすることはないと思っています。
目的にもよりますが、遅いからいいとか、速いからダメとか、一概には決められないものです。
悪い歩き方を繰り返していれば、それが蓄積し、いずれ障害に繋がることもあるかと思います。
歩きスマホでどんどん姿勢が丸まり老けた印象になるのも同じことです。