気遣い
気遣いできるかできないかについて
街を3分歩けばわかること。
スマホに夢中になって歩いている人間が多いが、一概に言ってもいいが、気遣いのできない人間の典型だと思っている。
危なくないから大丈夫、と本人は思っているのだろうが、危ない危なくないの話ではなく、そもそも『よけてもらっていることすら気付かない』ことが問題だと思う。
相手がよけてくれること、つまり相手が自分の為に何かしてくれることが本人の中では無意識レベルで『当たり前』になっているのである。
『よけてくれてる、みんなありがとう』なんて思ってる人間は一人もいないということ。
人間性は電車の中や街中など、直接的な利害関係のないところに表れるもの。
見ず知らずの人間に対してそうなのだから、距離が近くなれば程度は一層酷くなるのは当たり前のこと。
- 脱いだ下着がそのまま(嫁がやってくれる)
- 玄関の靴が逆向きのまま(嫁がやってくれる)
食べた食器がそのまま(嫁がやってくれる)
そういう男は初めのうちは頑張っても、デフォルト(初期設定)の人間性が人間性なので、長く持たない。
息子が一人増えるとはこのこと。
しかも、もっと困るのはそういう男に限って、自分は何一つ手伝ってもいないのに『なんでやってないんだよ』『なんでそのままなんだよ』『ちゃんとやれよ』と責めてくる。
ブッ殺すぞテメー!!という感じでしょうか。女性の立場からすれば。
『ごめん』『俺が悪かった』『役割分担を決めて、でも君が忙しい時は俺が代わりにやるね』というのが至極妥当だと思います。
家庭でも公共の場でも、自然と他人に気を遣える人はとても美しいと思っています。
ストレス社会が肥満問題に拍車を掛けている一因だと思っていますので(ストレスの緩和剤として甘い物に走るから)、少しでも優しい人が増えたなら、きっとダイエットの在り方も変わってくると私は思っています。