大手フィットネスにおける会員離れの大きな理由の一つは会員同士のトラブル。

特に、ジムのマシン及びエリアを自分の所有物及びスペースと勘違いしている人間が何処のジムにも一定数いること。

マシンを長時間占領している会員、スタジオに後から入ってきて平気で場所を横取りする会員、マシンを使った後に汗を拭かずに去る会員など。

セット間の休憩時間(インターバル)にマシンに座ったままいつまでもスマホをいじっている会員。⬅️めちゃくちゃ多い

本人からすれば『休憩時間なんだからいいでしょ』『別にダメって言われてないし』『他の人もいじってるでしょ』という言い訳なのだろう。(いい大人になって子供みたいですね)

確かに規則で定められているわけではないので、そう言ってしまえばそれまでなのだが、次に順番待ちをしている人からの印象はあまり良くない。

配慮に欠けるというか、モラルが低いというか。

こういうところにその人の人柄が出ますよね。

こういう気配りができない人間がこの世で一番嫌い。

指導者の立場から言わせてもらうと、ガチで鍛えてる人はインターバル中に『次のセットのこと』を考えるのに全神経を注いでいるわけで、スマホをいじる余裕などないということ。

偏見かもしれないけど、スマホをいじってダラダラ鍛えてる人ほど、中途半端で身体も大したことがない。

こうしたことはジムに限ったことではない。

道にゴミを置いて帰る人(絶対部屋も汚い)、駅のホームでスマホをいじりながら歩いている人(早く歩け)、自分が急ぎたいばかりに荒い運転しかできない人(高級車に多いのは気のせい？)。

公共の場である事を完全に忘れている人が本当に多い気がします。

フィットネスクラブが守るべきなのは、周りに配慮できない常連の会員よりも、まだ運動経験の浅い新規の会員さんなはずです。

私のスタジオにお越し頂く女性のお客様の悩みで一番多いのは『ジムに行っても運動の方法やマシンの使い方がわからない』で、二番目は『オッサンがマシンやマットを汗で濡らしたままで汚い』と『オッサンがジロジロ見てくる』です。

お気持ちはよくわかります。

1人でも多くの人が快適にトレーニングが出来る環境になることを切に願います。