1095回の食事
You are what you eat.『あなたは食べたものからつくられている』という英語のことわざが存在するように、食べ物がカラダに与える影響は強調してもしきれないほど大きいです。
運動や睡眠、ストレスマネジメントなどのその他の要素も健康やボディメイク、ダイエットを語る上で非常に重要ですが、中でも『食事』は特に大切です。
- 優先順位をつけるのは如何なものかと思うのですが、私の考えでは
『1番:食事』『2番:筋力トレーニング』『3番:有酸素運動やストレスマネジメントなどのその他の要素』とまとまっております。
我々は通常であれば『1日3食』を365日繰り返すわけであり、つまり1095回の食事を1年を通して行いますね。
その1095回の食事が、栄養価に乏しいものであれば、美しいスタイルどころか、健康までも損なうのは言うまでもありません。
逆に、その1095回の食事が、栄養価に富むもので構成させていれば(その他の要素があるので完璧とは言えませんが)そうでない場合と比べれば遥かにスタイルは良い状態にキープされ、健康であるのは間違いないでしょう。
無論、仕事や家庭環境、経済的な問題などライフスタイルは人それぞれ異なりますので、1095回全てを充実させる事は難しいでしょう。
ただ、そのうちいくらかで努力、または意識次第で改善できる場合があるのも事実ではないでしょうか。
いくら最新のフィットネス用品を買おうが、優れた美容グッズを買おうが、モデルや芸能人が通うカラダをケアする人気店に通おうが、『1095回の食事』に勝るものは一つもないと私は思います。
なぜでしょうか。
それは『良い習慣』だからです。 良い癖なのです。
- ほとんどのダイエットが失敗に終わるのはそれが『一時的』なものだからです。
多くのダイエット法が体重を減少させる事には成功するかもしれませんが、それでも『一時的』なのです。
ダイエット期間が終了すれば、体重は元通りです。
ちょうど刑期が終わり、刑務所から出た時のような開放感な気分になることでしょう。
それではダメなのです。
- 1095回の食事を含めた【ライフスタイルそのものを根本的に変えていく】ことほど確実で、効果的で、永続的な健康とスタイルの良いカラダをつくる方法は他には存在しません。
断言します。
ダイエットはダイエットと捉えている限り、必ず失敗という結果が待ち受けています。
いくら週1回クオリティの高い運動をしようが、プロの指導を受けようが、もし食事が劣悪なものであれば効果はでません。劣悪な食事の影響が素晴らしい運動の効果を帳消しにしてしまうからです。
まずは『考えを改める』ことが最重要であり、最優先事項です。
方法ばかり追い求める事が先行すると、食とカラダに対する本質を見失います。
食べ物を『モノ』としか見ることしかできなくなり、栄養価があれば何でも良いという間違った方法に走る事になります。
先ほども言いましたが『You are what you eat.』と言われるように、食とカラダは密接すぎるほど密接で『イコール』と言っても過言ではないくらいです。