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食べる・動く

ダイエット中に限って不運は訪れるもの。

合コンや女子会のお誘い、職場の飲み会、男性からのナンパなど、この世には断れないシーンがある。

そんな時どうすればいいか。

  1. 普通に食べればいい。

『私ダイエット中だから』といってサラダだけしか食べなかったり、あるいは飲み物だけしか頼まなかったら雰囲気ぶち壊しだし、周りを心配させるし、せっかく誘ってくれた人に対しても失礼です。

まず、食べること自体は全く悪いことではない。

食べることに対して【どういう意味付け】を施すかが問題なんです。

多くの人は食べることに罪悪感を抱くけれど、それは【食べる=太る】という強迫観念があるから。

【食べる=身体をつくる】ということなのに、誤った思考回路が身についてしまっているのだ。

【食べる=太る】という思考回路のままだと仮にその後運動をしたとしても全く楽しくない。なぜなら『食べちゃったから、これは自分への罰』という意味合いの運動になるから。

かなりつまらない。

  1. 逆に言えば食べ過ぎたというきっかけがない限り運動はしないということ。

これは決して綺麗になるための運動とは呼べない。

【運動=罰】という固定観念を持ってはダメ。

逆にスタイルが良く、体型が整っておりお尻が綺麗な人はそういう考え方はしない。【食べる=身体をつくる】という思考回路を持っているため、食べた後の運動もポジティブに捉えることができる。

  1. ヨシ、これだけ食べた!あとはトレーニング、そして食べたものをお尻の筋肉に変えるだけ、という具合。

決して『食べちゃった、、、』と後悔して、その後もソファに座って脂肪が溜まるのを悠長に見守ってなどいないのである。

 

限度はあるが、その後きちんとトレーニングをすれば食べたものが体脂肪として溜まるのではなく筋肉になるなり、身体を動かすエネルギーになるなりする。

そもそもきちんと食べなければお尻の筋肉は作られないし、エネルギー不足にもなるためトレーニングのクオリティもかなり下がります。

  1. ガソリンのない車で山道を登ろうとするようなもの。

職人はいるのに材料がないようなもの。

せっかくダイエットを試したけれど、失敗してしまう人や体調を崩してしまう人の方が圧倒的に多いのが現状です。

それはダイエット方法論【こうすれば痩せる、ああすれば痩せる】だけでは説明できないから。

  1. 書店やネットで探せば痩せるための方法は星の数ほどありますが、それでもダイエットに成功する人の方が少ないのは、逆に言えば大切なのは方法論ではないということ。

もっと深い部分にあります。

心の部分であったり、ダイエットに対する正しい認識だったり、その人の生き方や価値観、美意識の違いだったり。

ダイエットはビッグビジネスで本当に大切なことや正しいことを伝えてもお金にならないので、それらは公の場であまり語られることはありません。

【目新しい方法や視聴率を集めるものが優先されます】

ダイエットの失敗を決して自分の身体のせいにしたり、意思の弱さのせいにしないこと。

みんなにできて自分だけできないことなんてないよ。

ダイエットを頑張る女性、これから始める女性にとって、動くことも食べることもトータルで楽しめる人生でありますように。

 

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