幸せは
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
【この人なら私のことをきっと幸せにしてくるれる】
これ、私が1番嫌いな考え方です。というのも、自分の幸せは自分でつくるもの、という考えを持っているからです。
人ってつい相手に期待するじゃないですか。『この人はきっと素敵な人だ』『この人なら私のことわかってくれる』『この人なら私のことを幸せにしてくれる』など。でもそれって、すごく自分勝手な考えだと思うのです。もし想像している姿と違えば『こんな人だと思わなかった』となる。そういうことって恋愛に限らずいくらでもあると思います。
ただし『相手に期待しないこと=信用しないこと』ではないということ。あくまで自分が期待していた姿と違っても、その人のありのままの姿を受け容れる姿勢を持つことが大切なのだと思います。
そして、まずそもそも『幸せになりたい』という発想に対して懐疑的なのです。なぜなら、もう充分幸せなはずだから。幸せの基準ってもちろん人それぞれですが、私は仕事をさせてもらえて、住む家があって普通にご飯を食べることができれば、もう幸せだと思っています。それに、一緒に暮らせる家族やパートナーがいればもう言うことないでしょう。
【ごく当たり前の生活を送れること】が1番の幸せだ思っています。
『いい宿に泊まりたい』『豪華な食事を食べたい』という欲求はないですし、何を食べても美味しく感じますし、贅沢なんかほとんど言わなくなりました。その感覚ってとても大切で絶対に忘れてはいけないと肝に銘じています。
現代人に不足しているものを一つ挙げるなら【幸せを感じる力】だと思います。
何事もなく平和に暮らせることがもう充分幸せなことなのに、それ以上なにを望むというのか。大切な家族やパートナーと一緒に暮らせることが1番幸せであるはずなのに、それ以上なにを望むというのか。
あなたの顔を見れること、声を聞けること、手の温もりを感じられること、一緒の時間を共有できること。それが1番の幸せなんじゃないでしょうか。
“日々の当たり前に『ありがとう』と言える人間でありたい”