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孤独の美学

京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。

“孤独とは、港を離れ、海を漂うような寂しさではない。本当の自己を知り、この美しい地球上に存在している間に、自分たちが何をしようとしているのか、どこに向かおうとしているのを知るためのよい機会なのだ”

アン・シャノン・モンロ-(米国の小説家)

古来より集団生活を営むことで困難や苦境を乗り越えてきた女性からすると、1人でいることに抵抗感を持つのは当然とも言えます。恐らく、DNAがそのようにプログラムされているのでしょう。

ただ、孤独でいることを受け入れられる人にのみ与えられた特権もある、と私は考えています。

というのも、1人でいることは、自分自身の在り方を見直すための良い機会となるからです。過去、現在、そして未来まで、自分のことに静かに向き合える貴重な時間なんです。

誰かと共に過ごすことで生まれる考えもありますが、1人でいるからこそ生まれる発想やアイデアも多くあります。冒頭の引用にもあったように『本当の自己を知り、(中略)自分たちが何をしようとしているのか、どこに向かおうとしているのを知るための良い機会なのだ』という言葉はまさに至言です。

きっとあなたは『友達いないの?』と思われることもあるでしょう。ただ、裏を返せば『1人だとなにもできないの?』とも言えます。だから、あなたはそう言われた時、心の中でそう強く自分に語りかければいい。

友達がいないという人は、恐らく限定的な付き合い方をしているのでしょう。多くの人と関われば関わるほど、それだけ摩擦が生じますので、ストレスを抱えることにもなります。もちろん、あなたの言いたいことも言いづらくなり、結果として上辺だけの関係性になりやすい。偏見染みていますが、良くも悪くも友達がいない人ほど【自分の考え】を持っている傾向があるので、私としてはそういう人のほうが信頼できると感じています。

1人でいることは決して退屈なことでも、寂しいことでもありません。むしろ、目の前のことに真剣に向き合っている証拠なのです。

当然ですが、1人でいる時は、話し相手がいませんので頭の中で色々考えます。今夜の夕食のレシピから、明日の予定、将来のビジョンまで。考えることに充てる時間が長くなりますので、色々アイデアが浮かんできます。

もちろん常に1人でいることで『特有の問題』も出てくるのでお勧めはしませんが、いつも誰かと一緒にいないと耐えられないという人は、たまには自分の時間も大切にすることです。(1人の時間が欲しい!という人には理解して頂けるはず)きっといつもと違う発見があるはずです。

《孤独は、あなたに与えられた贅沢な特権である》

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