魔法の言葉と思い込み
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
『なぜ、あなたはうまくいかないのか?』てくらい、実力があるのに本番になると全然本来の力が出せなくなってしまう人がいることです。
こういう人たちに共通して言えること。
それは
誠実で自分の思い込みや決めたことに対して、あまりにも忠実に生きようとすることです。
もちろん、素晴らしいことではあります。
だけど、あまりにも完全な自分であろうとしすぎると、自分を傷つける。
こんな時は、うまくいく人はこの言葉を使って心の力を抜きます。
それは
『まぁ、いっか』です。
『わぁ~、ミスしちゃった。まぁ、いっか。やり直そ』
『間違えて伝えちゃった。まぁ、いっか。あやまろ』
『決めたことが今日中にできなかったー。まぁ、いっか。明日早めに起きてやろ』
てな具合に。
私は『まぁ、いっか』をよく使ってると思います。
たまには、この言葉を使って不完全な自分と仲良くすることも大切です。
- もっと楽な気分で生きよう。
あなたの失敗を世間はそれほど重くは捉えないし、力を抜いたほうがうまくいく。
思い込み。これが人間に与える力はとてつもないほど大きい。
イメージしてほしい。
あなたは平均台の上を歩くことになった。普通の大人なら、簡単に端から端まで渡れるはずです。まずはイメージの中で渡ってみてほしい。
じゃ、次。
その平均台がグッと10メートルほど上に上がったとします。ビルで言うと3階部分くらいの高さでしょうか。
さて、この平均台の一歩を踏み出してほしい。どうだろう。イメージしただけでもゾクッときませんか。
平均台を渡るという行為は全く一緒なのに、恐怖感が全く違いますよね。
それは、心の中で落ちた痛みを想像するからです。
前を向いて『この平均台はさっきと全く同じ』て思い込めれば誰だって渡れる。
でも、下を見て『落ちたらどうしよう』て考えると、不思議なくらい下に引き込まれる。そんなときには、下を見ずに前や上を向いてみる。
すると怖さが消えます。
- 怖いから、不安だからこそ前を向くんだ。
悲しいから、辛いからこそ笑ってみるんだ。
そのアクションがあなたをきっと助けてくれる。
思い込みが人間に与える力は凄い。
この力を良いほうに使えばいいんです。