命をいただく
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
『鶴は千年、亀は万年』という言葉があります。
どういうことか。
それは『食べ物はよく噛んで食べよう』ということです。
『鶴は千年、亀は万年』ていうのは、長寿のことをいっています。
長生きの秘訣は、食べ物をすぐに飲み込むのではなく、よく噛んで食べること。
つまり、『ツルツル(鶴)飲まずによく噛め噛め(亀)』という言葉が語源になっています。
食物をよく噛んで食べると栄養の消化・吸収がよくなりますし、噛むことで脳への刺激にもなります。
それが健康につながるから、『鶴は千年、亀は万年』といわれるようになったみたいです。
私もみなさんも、人間というものは生きたものしか食べられないですよね。
お米や野菜や果物でも生きたものの命をいただいて、私たちの命をつないでいるんです。
石を食べて生きている人はいませんよね。
みんな命をいただいて、生きているものしか食べられないんですよ。
お米なら一粒一粒をよく噛んで、その中から命を出して、この命を栄養にするんです。心と身体の栄養にするんです。
よく噛むということは、その中から命を出すということですから、『かむ(神を迎える・神を迎え入れる)』ということになるそうです。
だから、『鶴は千年、亀は万年』という言葉になったそうです。
私はこの話を聞いてから、今まで以上に食べ物に感謝するとともに、よく噛んで食べるようになりました。
生きたものを食べて、その命をいただいて、それが私たちの命となり、心と身体の栄養になっています。
私自身もお客様から野菜をいただきますが、本当にありがたく感謝しながら頂いてます。
もちろん手間と時間をかけ育てていただいたのですから。
だから、どんな食べ物でも感謝して、その命をいただくという気持ちを忘れてはいけません。