ダイエットは9割が考え方
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
今回はダイエットの方法というより【考え方】に焦点を当ててお話していきます。
テーマとしては『コロナで太る人、コロナで痩せる人』という内容でお話していきます。
日本でコロナが流行だして、だいたい1年半ぐらいですかね。あなたは、テレビや周りの人たちから『コロナで太っちゃった!』『コロナで運動不足で…』とか、こういう言葉を聞きませんか?もしかしたら、あなた自身もそうかもしれません。
いわゆる『コロナ太り』
こういう言葉を聞くたびに、私はハッキリ言いますと、コロナと太ることは全く関係ありません。
コロナが流行る前から運動してなかったでしょ!って思うわけです。
コロナが流行りだす前、『毎月200km走ってました』とか『週5回ジムに通ってベンチプレス100kg挙げてた』とか、そういう人ならまだわかります。
それが、それまで大して運動してなかった人が、自分の食べ過ぎや不摂生によって太ってしまったのを、ただコロナのせいにしているようにしか聞こえません。
なんでここまで厳しく言うのかと言うと、こうしたコロナで太る人がいる一方で、ちゃんと痩せている人もいるからです。
コロナで太ったという人は、もう元々太る準備ができていて、それがたまたまコロナという感染症スイッチが押されてしまったことによって太ったもんだと考えています。
なので、そういう人は遅かれ早かれ太ります。
言ってしまいますが、今、運動不足って言ってる人が、仮にコロナが終息したとして、じゃ運動を始めるのかというと、たぶんそういう人ってやらないと思うんですよ。
これは私がよく言うセリフなんですが、太ってる人はすぐ物や環境のせいにする傾向があるんですね。
例えば、『米で太った』とか『酒で太った』とか『仕事が忙しくて太った』とか『彼氏の食事に合わせてたら太った』とか、よくそういう人の言動を観察していると、必ず物や環境のせいにしている傾向が強いです。
あなたも少なからず自覚はあるのではないでしょうか。
本当に自分の体に危機感を持っている人なら、もうとっくに運動してます。
本当に痩せたいんだったら、コロナだろうがなんだろうが頑張る人は頑張ります。
いい大人になって、そんな言い訳は通用しないです。本当に痩せたい綺麗になりたいと思っているなら、もう何があっても言い訳しないって腹を決めて、今からでもきちんとアクションを起こして下さい。
逆にコロナで痩せている人はどんな人なのか?
まずはコロナ太りの人が増える一方で、痩せている人たちもいるんだって事実をきちんと受け止めて下さい。
1番よくないのが、ニュースや街頭インタビューとかで、よく『コロナで太っちゃいました』とか『コロナで運動不足です』とか、そういった情報の一部だけを鵜呑みにして、そうしたメディアの影響を受けやすい人は、『あぁ、やっぱみんなコロナで太ってるんだなぁ…』とか『コロナで太るのはしょうがないよなぁ…』とか、そうした固定観念が頭の中に作られてしまうのが、1番怖いことだと思っています。
仮にもし100人いて、99人がコロナで太るなら、あなただけは残りの1人になって下さい。痩せることは必ずできます。
では、どうやったら痩せられるのか?
そんなに難しいことは考えなくても大丈夫です。というのも、みんな『何をやったらいい?』とか『何を食べたらいい?』とか、そうした細かい具体的な方法論に目が行きがちなんですけど
それよりも大切なのは
【考え方】をきちんと入れ替えることです。
私はこれを【痩せマインド】【痩せメンタル】と呼んでいます。
ここで一つクイズです。
人間って、体のどこから脂肪がつくかわかりますか?
考えてみて下さい。
お腹ですか?脚ですか?お尻ですか?
正解は
【脳】です。
もちろん比喩的な表現ですが、人間ていうのは必ず【脳】から脂肪がつきます。
ていうのも【思考がすべて】だから。
あなたの行動パターンを全て決めているのは脳になります。
なので、つまり【脳】、考え方を変えれば痩せることはできます。
例えばなんですが、痩せている人と太っている人がいるとします。そこで、太っている人が、痩せている人に対して『体を交換して欲しい』と言ったとします。もちろん現実的にはありえない話なんですが、仮に体を交換できたとして、果たして痩せた体を手にした元太っていた人が、その痩せた体を維持できるのかというとできません。
なぜかと言うと、『考え方』は変わっていないからです。
よくある話なんですが、例えば貧乏な人に1000万円を与えたとして、そういう人ってその1000万円をすぐ使い切ってしまうんですよね。
なぜかと言うと、お金の『使い方』を知らないから。
先ほどの話に戻ると、その1000万円が痩せた体だとして、太った人に痩せた体を与えても絶対また太ります。
なぜかと言うと、『痩せ方』だったり『体の維持の仕方』を知らないから。
なので、何が言いたいかと言うと問題はその人の体や経済力ではなく、全ては『脳』や『思考』『考え方』なわけです。
必ずとはいいませんが、ここ(脳)さえ変われば、ダイエットに成功する確率は飛躍的に高まります。
少なくとも体重や体型に振り回されることはなくなります。
私は一応トレーナーなので、お客様にトレーニングやランニングを教えますが、それよりも、その人が今の体型になってしまったその原因である『考え方』にフォーカスして、指導しています。
なので、トレーニング中もよく会話をしますし話を聞くようにしています。
私からポジティブな声かけをするように意識はしています。
なぜかというと【ダイエットは考え方が9割】だからです。
それくらい考え方というのは大切だと思っています。
考え方って色々あるので一つにまとめるのは難しいんですが、私自身がよくやってる方法としては【人と逆の視点を持つこと】です。
いつもこれを大切にしています。
100人いて、99人がコロナで太ると考えているなら、残り一人はまず一度立ち止まって、コロナで太るっていうけど、本当にそうなのかな?と、考えてみることです。
つまり、逆の視点を持つこと。
ここで大切なのが、逆の考え方が間違っているとか正しいとか、そういうのはどうでもいいんです。大切なのは、まず一度立ち止まって、逆の視点で物事を見てみる習慣を持つこと。
例えば、信号で例えるなら青信号に変わったからそのまま渡るのではなく、きちんと左右から車が来ないか確認した上で渡るようにする、そういう習慣を持つことが大切です。
じゃないと、今の世の中どんどん情報が入ってくるので、半ば反射的に信じてしまったり、与えられた情報をそのまま鵜呑みにしてしまうと、考える力が衰えていくんですね。
もちろん騙されたりもします。
先ほどのコロナになって痩せる人の考えなんですけども、むしろコロナになって今まで普通にできたことが、出来なくなったわけじゃないですか。
そこで思考が停止して文句ばっか垂れるのではなく、逆に今までやってなかった新しいことを試してみようとか、こんなことに挑戦してみようとか、そういう視点を持つようにしてみて下さい。
私のお客様とか周りでも、ランニングをはじめましたとか、ロードバイク買いましたとか、今までは全く無縁だった世界ですが、それがこういう状況下になったからこそ、始めるキッカケになったものもたくさんあります。
これって運動に限ったことではなく、今まで外食続きだった人が自炊にチャレンジしてみようとか、料理の腕を磨いてみようとか、別の視点に切り替えてそれをポジティブに転換していく考え方がすごく大切です。
不平不満言っても環境は変えられないですから。変えられるのは自分の【考え方】と【行動】のみです。
コロナに限らず、こうした災害は今後もなにかしらの形ででてきます。そういうとき大切なのが、環境に適応する力を身につけること。
お客様の一人もずっと電車通勤だったんですが、スポーツタイプの自転車を買って片道1時間かけて、通勤してるみたいです。
ジムに毎月お金払わなくても、仕事終わりにジム行かなくても、それだけで立派な運動なので上手に環境に適応できてるな、と感じました。
まぁ、昔からピンチはチャンスって言われますけど、本当にそうだなって思います。
この先なにが起こるかわからないので、できれば一つの運動だけではなく他の方法も考えておくといいですね。
筋トレだけじゃなくて、ランニングだったり、自転車だったり、ヨガだったり、ピラティスだったり、世の中いろんな運動があります。なので、この機会に色々挑戦してみるのも面白いと思います。
ダイエットしたい、痩せたいって女性だったら自宅でも充分質の高いトレーニングはできますし、ジムに行けないからって悲観的になる必要はありません。
家の周りを20~30分くらいゆっくり走るだけでも充分いい運動になります。
そんな感じで、今できることを考えてみて下さい。
最後にもう1回言いますけど、コロナと太ることは全く関係ありません。100人いて99人がコロナで太ると言うのなら、このコロナで強い心と軸を持って綺麗に痩せて下さい。
そして、それは必ずできます。
コロナが、あと何ヶ月何年続くか分からないですが、このブログを読まれた方は勝者になって下さい。
ダイエットは一人勝ち