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親子・成長・責任

京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。

親子に関する相談はすごく多いです。相談例としては様々ありますが、先日お客様から『娘が受験でナーバスになって、荒れてます。どうしたらいいでしょうか?』ということを相談されました。

簡単にではありますが、お話させてもらいます。

人はいくら自分の子供でも『してあげられること』『してあげられないこと』があります。

自分以外の人に対して、屋根のある家に暮らさせてあげるとか、3食食べさせてあげることはできても、その人が幸せになる考え方ができるかどうかまでは、責任を持つことができません。

だから私は『娘さんには娘さんの成長があるんだから、あなたはあなたが成長することを考えて下さい』と言ったんですが、多くの人はそれができないんですよね。

多くの親は『子供をかまうのが愛』だと思ってます。でも、そうじゃないんですよね。

家族というグループは、誰か一人でも向上して波動が変わると、同じように変わるようになっています。

それを、自分を変えようとしないで子供を変えようとするから『それは間違いですよ』ということを知らせるために、辛いことが続くんですよね。

娘は娘で学んでるんです。そういう時期でもあります。だから、親は娘のことを信じてあげて、自分を向上させることに務める。

いくら家族だからといっても、娘には娘の成長がありますし、親には親の成長があります。共に考えることは、とても大事です。

この世は選択の連続ですからね。その選択に責任を持つのが向上につながるんです。だから、親が子供に教える最高の教育って、自分の行動に責任を持たせることなんですよね。

良くないのは『自分で言ったことは最後までやりなさい』っていうことです。ダメなら何度でも改良すればいいんです。改良し続けることが大切なんです。どんなことでも、必ず自分がとった行動に対して最終的に、自分で責任を取らないといけません。

例えば、登校拒否の中学生に『行きたくないなら行かなくてもいいけど、その代わり高校は行けないよ。そうなると、もちろん大学にも行けないし、就職のときに苦労するよ』と言って、それでも行きたくないなら、その責任を子供は負うのです。この世は必ず、自分でつくったツケは自分で払わされます。だからツケを払う覚悟でやるんならいいんです。

覚醒剤を打ったりする人は、周りが何を言おうと、自分で学ばない限りやめようとしません。それで親がしてあげられるのは『ちゃんとツケを払わされるんだよ』ということを教えてあげるだけなんです。当然、逮捕されることもあるし、周りから人がいなくなることもありますよね。『それを承知でやってるの?』って聞くだけでいいんですよね。

人は学ぶだけ学んだら必ずやめます。それを無理矢理やめさせると、またやります。なぜかというと、人はわかるまで学びたいですよ。

  1. 親は利口です。少なくとも子供よりも多く生きてる分だけ、知識があります。でも、子供は知りません。だから、学びたいんです。それを中には『失敗させたくないから』と言って、経験させようとしない親がいます。これは多いですね。

でも、子供はいろんなことを経験したいんです。そして、その中から自ら学びたいんです。そこを理解するのも親の役割ですよね。

それを親が学ばせないとどうなるかというと、大人しい子は『親に迷惑をかける』という形で反撃します。

  1. また、エネルギーが外に向く子は暴れ出したり、暴力をふるったりします。

エネルギーが内に向く子は病気になったり、自分を傷つけたりします。

それで親は『私は何も悪いことしてないのに』って言いますが、してるんです。子供が経験しようとすることを、いちいち反対したりして止めたんです。

世の中には、そういうことがわからないで苦しんでいる人がたくさんいると思います。

だからとにかく『自分の行動に責任を取るのは自分しかいない』ということを、お互いにわからないとダメなんです。

あと、親は子供のことを心配するのが努めだと思っている方も多いです。でも、それは間違いですよ。あなたは、子供がしたことに対して、子供と同じ次元にいませんか?一喜一憂してませんか?例えば、野球をしているお子さんがいて、レギュラーから落とされて『残念だったね』とか、学校のテストや成績が落ちたと『もっと勉強しなさいよ』とか言ってませんか?言わなくても、ガッカリした顔してませんか?

親は子供に対しては無償の愛なんです。

レギュラーから落とされようが、テストで成績が悪かろうが本人はガッカリしたり、落ち込んんだりしてるのに、親にまでそんなことを言われたら悲しいですよ。子供を傷つけるんです。

どんな時でも親は自分の子供には味方でいてあげて下さい。そういう時は、『大丈夫だよ、信じてるから』この一言だけでいいです。

いいですか。『あなたのことが心配だから』言いかえれば『あなたのことが信じられない』と言ってるのと同じですからね。心配するということは、我が子を信じていないということです。なにをしても信じてくれるのが父親、母親なんです。

そうすることで子供は自立をうながすと同時に、人間として扱われてるとハッキリします。のびのび良い子に育ちます。

あと、口うるさい親もいますよね。自分が言ったことを聞くのがいい子じゃないですよ。子供はあなたの私有物じゃないですよ。あなたが口うるさく言わなければ、もっとよく育ってますよ。

子供にはなんでも経験させて下さい。親は自分の価値観で、これやったらダメに決まってるから経験させないというのがあります。難しくいうと『失敗はない』ということです。経験したいんです。こういうことをすると、こうなるという経験をしたい。これの繰り返しです。

最後に『心配する』より『信じてあげる』です!

 

 

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