もう年だから…
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
気のせいかもしれませんが、30年前の40代より、今の40代の方が若く見えるのは気のせいでしょうか?
『子供から見れば一緒だよ』と言われるかもですが、確実に人類はどんどん若くなってると思います。
これはもちろん、化粧や美容技術の進化もあるでしょうが、ひとつには『呼ばれ方』もあると思います。
今の時代『おじちゃん』『おばちゃん』と呼ばれている人の数は昔より格段に減ったと思う。多いのが『⚫⚫ちゃんパパ』『⚫⚫ちゃんママ』と呼ばれ、お互いをそう呼び合ってる人はたくさんいます。そう呼ばれることで、いつまでも若くいたいと言う願いがあることは確かだと。
『おじさん』より『お兄さん』『おばさん』より『お姉さん』と呼ばれる方が、気持ち的にも若くいれます。
ただ『どう呼ばれるか?』も大切だけど、1番大切なのは『自分が自分をどう思ってるか?』ということです。
『もう年だから、何を着ていいのかわからないの』
『もう年だから、早く結婚したい』
『もう年だから、疲れやすくって』
『もう年だから、今からトレーニングしたって』
確かに、中学高校の学生の頃よりは、体力が落ちたり、肌のハリや潤いも衰えたりするかもしれません。『もう年だから…』って、とても魅力のない残念な言葉です。あなたは『もう年だから』という言葉を口にしていませんか?
『もう年だから』と口にするのは、自分で自分に年を自覚させているのと同じことです。本当は何かにチャレンジしたいにも関わらず、つい『やりたいけどもう年だから』という言葉を言い訳にしていませんか?確かに、自分でそう言い切ってしまえば、やらない理由にはなります。しかし、この言葉を使うことによって、元気がなくなり、やる気がなくなり、どんどん老け込んで、あなたをジジ臭く、ババ臭くする怖い言葉です。
『もう年だから』といって、あなたにとって良いことなんて一つもありません。年齢は単なる『背番号』。勉強、習い事、仕事、オシャレ、恋愛…何かやりたいことを始める時に年齢制限はないんです。勝手に自分で制限して、ババ臭くしていっているのは、自分が口にしている『もう年だから』というカッコ悪い言葉のせいです。
無意識に使う言葉というのは、それだけ潜在意識に対して威力を持っているんです。人間は環境の生き物。どんな場所で、どんな言葉を使い、どんな人に囲まれるかによって、ただ老いていくのか、ずっとキラキラした大人の少年少女として生きていくのかが決まります。
自分をまだまだこれからだと思うことで、人として面白みや躍動感、心のゆとりや外から見えるキラキラ感が増してきます。
『まだまだこれから』
世の中には、90歳近くでインスタを使いこなし、自分のオリジナル展覧会を開いてしまう、とんでもないおばあちゃんがいるかと思えば、30代そこそこで、生きる化石のようになってしまう人だっています。気の持ちようとはいうけれど、自分をどう位置づけるかで、人の未来は全く違ったものになります。
10代20代は、だれでも当たり前にキレイで若い。それよりも、40代50代60代と齢を重ねていってもキレイで若いって、それだけで凄いことなんです。すごい希少価値があるんですよ。だから、いくつになっても若くてキレイでい続けると、みんなが憧れるんですよ。
『もう年だから』は自分を制限する言葉です。どうせ言うなら『いつまでも、若くて元気でキレイで20代にしか見えない姿でいて、100歳なっても20歳の彼氏をつくるぞ!』このくらいの威勢のいいことを言いましょう!
『もう年だから』という言葉は百害あって一利なし!禁句です!
『もう年だから』この言葉を『まだまだこれから』という言葉に言い換えてみましょう。無意識に、この口癖を習慣化することによって、あなた自身のセルフイメージは大きく変わります。
【どこにでもいる人生より、せっかくもらったこの命をとことんおもしろおかしく使って死んでいく。そのほうが人生ずっと得です】