木を見て森を見ず
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
- これをやれば痩せるなんてものは一つもなく、これを食べたら太るなんてものも一つもありません。
気にしすぎって本当によくない。
- 考え方が歪み、視野がどんどん狭くなります。
- 【木を見て森を見ず】
ダイエットでは、この言葉が特に当てはまります。
変に知恵がつき、頭でっかちになると、つい本質を見失ってしまう。
次から次へと耳に入ってくる情報を、そのまま鵜呑みにすることはとても危険なことです。
それは、信号が青になったら左右の安全確認をせずに横断するようなもの。
もしかしたら、赤信号をギリギリ通過した車が走ってくるからもしれないし、よそ見運転の自転車が突っ込んでくるかもしれません。
子供の頃に教わった事はとても大切です。
最近、スマホに夢中になるあまり、信号が変わっても一向に渡り始めない人や、顔を上げたら左右の確認もしないで、周りの人が横断し始めたから、その流れに乗って横断する人がとても多いです。それは自分自身の判断ではないですよね。
- 与えられた情報を鵜呑みにしてしまうことも、そうしたことと共通してる気がします。左右の安全確認、つまり『自分のフィルター』をきちんと通して考えること。
それは自分を守るということにも繋がります。
単に、痩せるか太るかだけのことなのに、情報が密集し過ぎている。
それはあたかもパンパンに膨れ上がった自宅のポストのようなもので、本当に自分に必要な物はかなり限定されてるはずであり、それ以外のものはすべて処分してるはずです。
テレビ番組でもなんでもそうで『これをやれば痩せる』という類の特集はいくらでもあり、あたかもそれが『テレビでやってたから正しいダイエット法』のようになってしまっています。
その結果、“痩せない”と嘆く人が多数現れるわけです。きちんと自分のフィルターを通さないとそうなります。
私は自分の仕事に信念を持ってますし、知名度とか口コミとかそういうことに一切興味がありません。
メディアやネットを通して価値を計られるのが嫌ですし、物の価値は本人が自分の目で確かめればいいと思っています。邪魔されずに自分は自分の仕事をしたい。
もっとシンプルに考えればいいんです。
- 何か新しく学ぶのではなく、一つずつ削ってみる。埋もれてた物の中から、本当に必要なことが見つかるはずです。
- 足し算ではなく引き算。
- 痩せる方法を本当に理解してるのは『自分自身』だけのはず。
- 答えは常に、自分の中にあるものですから。