いかにしてダイエットのリバウンドを防ぐか
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
ダイエットだけでなく、コロナウイルスに関しても『リバウンド』という言葉を耳にするようになりましたね。
- そもそも、なぜリバウンドするのか。どちらのケースにしても、それまで抑えていた欲求が一気に爆発するからでしょう。
そもそも私たち人間は、誰かに強制されたり好きでもないことを長期間、我慢できるようにはできてません。
では、どうすればリバウンドを防げるのか。
ストレスが爆発しないよう、常日頃から適度に発散すればいいわけです。ダイエットで言えば、2カ月で一気に痩せようとするのではなく、日頃からよく歩いたり、適度に好きなものを食べたり、そうやって上手にカラダとメンタルをコントロールしていくことです。
コロナで言えば、完全自粛するのではなく、一人で楽しめる趣味を見つけたり、また、密にならない場を選んで適度に外出すること。
どちらも本質は同じです。我慢すればするほど、その反動は大きくなります。中には『ダイエット中なのに食べてる』『コロナなのに出歩いてる』などと後ろ指を指してくる人もいるでしょう。でも、長期的に見れば、他人の目を気にせず主体的に行動したほうが、どちらのリバウンドも防げるというのが私の考えです。
さて、私のダイエット指導では3か月を目安に考えていますが、それは3か月で理想のボディを作るという意味ではありません。
【3か月でカラダの土台をきちんと作る】という意味です。
個人差はありますが、全く運動経験のなかった人が、健康的に生きるための必要最低限の筋力や体力を身につけるのに、だいたい3か月ぐらいが必要ですよ、という意味です。
ダイエット的な意味で言えば、もちろん身体も引き締まってきます。ただ、3か月という短い期間で今までの負債がチャラになるかと言えば、そんなに甘くはありません。3か月で作ったあとも継続的に運動していくことが必要です。
例えば、2カ月で-10kgのダイエットに成功したけど、その後リバウンドしてしまった。という話はよくあります。
厳しく言えば、それは成功ではなく失敗。ダイエットというのは『ダイエット期間が終わってから勝負』だからです。単に10kg痩せたことだけをやたらと強調したり、その後リバウンドした事実は都合よくカットされることはよくあります。
極端な話、ストイックな生活を2カ月続けて10kg痩せ、そのあと欲求が爆発して10kgリバウンドしてしまった場合と、スローペースで3kgしか痩せなかったけど、その後もきちんと継続的に運動してる人のどっちがダイエットに成功してるかと言えば、もちろん後者です。
そして前者の場合、あまりのキツさがトラウマになり、運動から離れてしまうケースがほとんどです。自己流ダイエットにつまずいてご来店される方や、先ほどのような短期的なダイエットに疲れてご来店される方もいらっしゃいます。
そもそも、それまで運動経験の浅かった人が、短期間でカラダを変えようと思えば相当の負担がかかりますので、家庭や仕事に支障がでてきたりします。そしてダイエット期間が終われば、その苦痛から一気に解放されますので、リバウンド街道まっしぐらというわけです。
本来、健康になるための運動が、逆にストレスになっていたりしませんか?
短期的な方法に頼るのではなく、きちんと土台を作った上で、コツコツとダイエットを進めていくことが大切です。
【自分の綺麗のためにも、将来のためにも】