※重要 『学ぶ』
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
前回のブログに引き続き非常に大切なので、今回も自発的、取り組む姿勢(意欲)について話したいと思います。
studyとlearnという英語を知ってると思います。どちらも“勉強する”・“学ぶ”という意味です。が、大切な違いがあります。
- study:学ぶこと(自発的)
learn:学ぶこと(受動的)
これが違いです。
studyは自分から率先して、意欲的に勉強することでより多くの知識と知恵を得て、それに大いなる喜びを得る。
一方でlearnとは、どういう状態を指すのか。
それは“やらされ気分”で行う勉強のことです。更にわかりやすく言えば、強い興味も欲求もない内容の勉強のこと。
つまり両者の違いはなにかと言うと【姿勢(意欲)の違い】です。
- 注意して頂きたいのは姿勢(意欲)の話をしているだけであって、学ぶときは低姿勢になるなと言ってるのではありません。
物事を学ぶには必ず低姿勢になる必要があります。プライドや我の強さなど必要ありません。素直になることです。
“水は高い方から低い方へと流れる”という教えがあります。
なぜlearnではダメなのか。studyでなくてはダメなのか?
- 脳科学者によれば“ドーパミン回路”が回らずに、記憶として定着せず、脳の発達には効率的でないからです。
ドーパミンとは脳内で分泌される快楽物質のこと。
例えば、恋愛をするとドーパミンが通常の数百倍にまで分泌されるそうです。好きなことを学ぶと人間は快楽的になります。その快楽によって脳に好循環がもたらされ向上心が芽生えるという理論です。
- study=率先して学ぶということは脳が快楽状態にあります。
やらされ気分になると学ぶことに対して完全に喜びを感じなくなり、“脳がネガティブな状態”にあるのです。
これでは身にも皮にもなりません。非常にもったいない話です。私の言葉に置き換えると熱意がなくなってしまってる状態です。
なぜか?
それは【本当にやりたいこと、明確な目標がない】からです。
studyなのかlearnなのかによって、気分もカラダの変化も大きく左右します。
前回も言いましたが、もう一度。
運動を楽しくするのも、つまらなくするのも全て【自分次第】なんです。