ダイエット思考術
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
【高カロリーな物を食べ続けて太る人と痩せる人がいるのは「考え方」に差があります】
「吉田さん、スタイル良いから、鶏肉とかサラダしか食べないイメージでした」
これ、私が初対面のお客様に抱かれるイメージです。でも、普段からラーメンや餃子、揚げ物とか食べてます。お菓子もアイスも普通に食べます。
その事実を知ると【太らない体質なんですか?】【どうしてそんな体型を保てるんですか?】と聞かれます。それはそうですよね、恐らく太ってしまう人の大半はそのような高カロリーの食事に原因があると思ってるでしょうから。
これには様々な切り口があるんですが、本当に大切なことだけお伝えします。
なぜそのような食生活を続けていても太らないのか。それは【自分の意思決定において食べているから、そして、そこに責任を持っているから】です。
多くの方は、そのような高カロリーの物を食べると、どこか罪悪感のようなものを感じると思います。特に女性はそうでしょう。
でも私はそういうのを一切感じません。なぜか?『あとで運動して消費するから』ではないですよ。だって、『自分が食べるって決めたわけですから』。このラーメンを食べるって決めたのは他の誰でもない、自分なんですから。もしそこで罪悪感を抱くということは、自分の心に『嘘』をついてることになります。本当は食べたくないのに、あるいは、本当はダメだと知っているのに食べてしまった。それって、自分の心に素直じゃないし、自分の意思を尊重してないことにもなります。
自分が食べるって決めたんですから、美味しく食事を頂くことは、一つの責任と義務だと私は考えています。
そもそも、ラーメン食べたら太るって誰が決めたんでしょう。どこかの誰かが【勝手に】決めたことじゃないですか。『ラーメン食べたら太った』『ネットにも⚪⚪ラーメンは太るって書いてあった』『太ってる友達は毎日ラーメン食べてる』そういう話っていくらでもあります。ラーメンに限らず、ケーキでもパンでもお米でも、なんでもそうです。
他の食品よりもカロリーが高いことは事実ですが、それと『太ること』はまったく別の話です。自分で試してもいないのに、他の誰かから聞いたことを鵜呑みにすることは、本当にリスクが高いことだし、物事の本質を見失う原因だと私は考えています。
もし心のどっかで『ラーメンは太る、そんなことは知ってるけどやめられない』という考えがあるなら、それは少し見直したほうがいい。それは、太る原因をラーメンのせいにしてしまっているから。ラーメンが自分を太らせるのではなく、自分が自分を太らせているんですよね。ここを勘違いしている人がすごく多いです。人は自分の弱さを認めたくない生き物ですから、すぐに食べ物に責任を押し付けてしまうんです。
そういう考えでいる限り痩せないし、太る一方。なぜなら心のどっかで【自分は悪くない】という意識がまだあるから。軸が自分にないんですね。そういうマインドのままダイエットをはじめても、うまくいくことはまずないです。『飲み会が断れなくて』『残業が多くて』『寒くて』食べ物に限らず、自分に軸がないと、すぐ環境に影響されてしまう。いくらでも【言い訳】ができてしまうのが人間ですから。
私は絶対にそういうことはしないし、もし仮に太ってしまったなら、自分の責任なんだから、自分でなんとかします。食べ物のせいというより、運動や他の食事で調整できなかった自分にすべての責任があるというのが私の考えです。
だから、どんなに高カロリーな物も、後ろめたい気持ちを持ちながら食べるのではなく、300%の気持ちで美味しく頂くようにしています。【自分が食べるって決めたんですから、そこに否定的な感情を持つ理由はない】のです。
同じものを食べて太る人と痩せる人がいるのは、そうした覚悟ができているか、できていないかの差だと私は思っています。
人の意見に惑わされず、自分の考えをしっかり持つことが大切です。