美の基準は自分で決めるもの
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
本当の美しさとはなにか。
美の基準は人それぞれあり、国や地域、民族、時代によって変化する流動的なものです。
日本では『細いこと』『体重が軽いこと』が美の“基準”でした。しかし、これらも最近では見直されつつあります。女性もトレーニングをすることが当たり前の時代になり、ただ細いだけでなく、ほどよく筋肉のついたカラダが美しいとされるようになりました。
以前は、お尻が大きいことはネガティブな意味を含んでおり、小尻を目指す女性が多かったものです。しかし、今ではあえてお尻を鍛えて大きくする時代になりました。美の基準は常に変わるものです。
私は、自分の個性を大切にすることが本当の美しさだと考えてます。美に上下はないからです。美の基準は自分でつくるもの。
人それぞれに何かしらの美しさがあります。それに気づくことができるか、そして、それをいかに大切にできるか。ひとりひとりが個性を大切にし、自分と他人の違いを受け入れ、ありのままの自分でいられることが本当の美しさではないでしょうか。
必要以上に体重を減らすことで貧血や生理不順、不妊、筋力の低下など、よくないことが次々と起こります。
さらに女性のシンボルである胸やお尻はゲッソリ痩せてしまい、顔はヤツれ、カラダはどんどん前に丸まり(老化)、女性的な魅力はどんどん損なわれてしまいます。
周りをよ~く見渡して下さい。背筋がピンと伸びた女性はまったく見当たらず、逆に背中は丸まり、表情も暗い人がほとんどです。少なからずモデル業界や雑誌業界が与えてる影響はあるはずです。
それに比べて外人さんは背筋が伸びている方は多いですし、表情が明るい方も多いですよね。
これだけ多くの若い女性が誤ったダイエットを繰り返しているのですから、テレビや雑誌で警笛を鳴らしただけではまったく足らず、国家レベルの対策が必要だと思っています。
細すぎな体型をした一部のモデルさんや女優さんのダイエットをマネするのは絶対にやめましょう。健康ではありませんし、美しくもありません。
- このようなことを言うと批判を受けたりもするかもですが、私はそうしたことは覚悟の上でこの仕事をしています。
- 知名度や利益をあげるのが仕事ではありません。
時間がかかっても、地味でも一人でも多くのお客様に正しいカラダづくりを伝えていくのが私の仕事です。
きちんと食べるものを食べて、生き生きとした毎日を送りましょう!