努力は笑われてから
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
最近は和らいできましたが、まだまだ女性社会では筋トレをしてると好奇な目で見られることが多い世の中です。
もし職場でプロテインなんか飲んでたら『マッチョ目指してるの?(笑)』なんて言われることはまだまだザラにあるでしょう。
でも、だいたいそういう人って自分の体型に無頓着だったりします。自分はお腹でてるのに、嫁の体型にはやたらと厳しい旦那がまさにそれです。
『簡単に人の努力を笑う人は、自分が努力していないことの証』だと思っています。自分が本当の意味で努力してれば、その大変さがわかるはずだし、決して人の努力を笑ったりしません。
努力にも種類があって『他人から与えられた課題を達成すること』は努力と呼んでいません。達成できて当然ですし、面白みも無ければ、そこに喜びも見出せない。
努力とは『自分で課題を発見し、自分で解決策を探り、自分で解決していく』
- つまり、まず自分で課題を創り出す事が出発点となります。達成できるかできないか、その微妙なラインを自分で見極め、課題を創り出します。そこから自分で試行錯誤を繰り返し、困難や試練に立ち向かい自分で目標を達成し、その中で自分なりの教訓や経験値を獲得していく姿勢のことを『努力』と呼んでいます。
そりゃ大変ですよ。『なにやってんだこいつ?』という目で見られることばかりだったりします。
さっきのプロテインの下りだってそうです。トレーニングしている人は、できるだけ筋肉にタンパク質を持続的に供給しなければなりません。理想を言えば、昼食と夕食の間は時間が空きすぎるので、16時ぐらいにプロテインを飲めるといい。ただ、そうした行為が『意識が高い』というより『変な人』というふうに映ってしまうため、後ろ指を刺されたりするわけです。
私なら『笑ってくる人間は、放っておけばいい』って考えますから、全然気にしなくていいと思いますよ。そんなことより、他人の顔色伺って、自分の目標が達成できないことのほうがよっぽど問題です。
綺麗な体型をつくるということは『一般の人(笑ってくるような人を含む)』とは別の存在になるということでもあります。
なので、変わった目で見られることもあるでしょう、下心を持った男性から言い寄られることもあるでしょう、女性を敵に回すこともあるでしょう。
でも、綺麗になるということはそういうこと。どんなことも受け入れる覚悟、そして、どんなことがあってもブレない軸を持たなければなりません。どうしても自分の中で消化しきれなかったら、酒に走らず、私に相談すればいい。
努力は笑われてからが本番ですよ。