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人の話をちゃんと聴く

京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。

今回は人の話をちゃんと聴くことの大切さについて3つに分けて話したいと思います。

⭐人の話を静かに聞くことの重要性は強調しても、し過ぎることはありません。

どうしても自分が自分がというように、自分のことを見てほしい風潮の世の中です。

もっと自分のことをわかってほしいから、話すことの方が好きだ、というのが人間です。

人の話を聞くことは負担になるので、心の余裕がない限りできないことです。

人の話を聞くということは、相手の話を素直に聞くということです。これが結構難しく、出来るようになるまで訓練が必要です。

話を聞くのが好きという人も、相手の話を聞いている時に、頭の中では次に自分が何を言おうか考えてしまうことが多い。

いつの間にか頭が話すモードになってしまっている。特に、自分と関わりがあったり、コンプレックスに触れている内容だと素直に聞くことができないばかりか反論したい気持ちさえ出てきます。

家族、夫婦、カップル、職場、友達など、すべてに言えることです。

たまには、自分の主張を抑えて、人の心に優しく触れてあげて下さい。

⭐不仲の原因の多くは、自分の話をきちんと聴いてくれないこと、相手の話をきちんと聴いてあげられないことにあります。

初めのうちは好きという感情が勝り、そこまで冷静に考えないかもしれませんが、時間が経つにつれ、自分の恋愛を客観視できるようになってきます。

相手の話に耳を傾けるということは『私はあなたの話をちゃんと聴いてますよ』ということです。

元々、価値観なんてものは人それぞれ違うように作られてるので、すり合わせようとするだけで無駄です。

相手の価値観は相手の価値観だと認め、それを責めたり、むやみに変えようとしないことです。

1日を終えた時に『今日は相手の話をちゃんと聴けたかな』『自分の方が多く話してなかったかな』と振り返ってみるといいかもしれませんね。

⭐今日はちょっと話しすぎたかな、と思うことはあっても今日はちょっと聴きすぎたかな、ということはありません。

子供の行動を観察してるとわかりますが、『ママ、聞いて』『今日、学校でね』『ねぇ、聞いてる?』と自分の主張が多かったりします。

大人でもこのように、自分の話だけを一方的にしている人をよく見かけます。

  1. 聴き役に回ったと思いきや『えー、でもな』『いや、それは違うよ』とすぐに自分の主張をし始める人もいるはずです。
  2. 私の印象では、このタイプが凄く多いと感じています。

これは、相手が話している最中に、自分の意見と照らし合わせながら聞いているんです。

つまり、耳では聞いてますが、脳(こころ)では聴いていないということです。

また、人は自分の聴いてほしい話の内容を、質問という形で相手に投げかける傾向があります。

『最近、いいことあった?』と相手に聞く場合は、純粋に相手の話を聞きたいというよりも、自分の最近の出来事について聴いてほしいという気持ちがあったりします。

人の話を【聴く】ということは簡単なことではありません。優れた人格や克己心、そして経験が必要です。

聴くということは、悩みを解決したり、解決策を提示することではなく、相手の心に寄り添うことなんです。

  1. 当てはまることはありましたか?

聞き上手な人は話すのも上手です。逆に、ちゃんと聞かないでいる人は話すのが下手です。

人に、何か教えてもらう時なども素直に聴いて下さいね。

少しでもちゃんと聴けるようになれば幸いです。

 

 

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