女性らしいカラダとは
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
- 『女性らしいカラダになりたい』
そうした想いでダイエットを始める方は多いはずです。
- しかし、女性らしいカラダとはなんでしょうか。
今回はこのテーマについて考えていきたいと思います。
【女性らしいカラダの定義は?】
- 女性らしいカラダの定義は、人それぞれ異なるもので、そこに答えはないと思っています。
私の考える女性らしいカラダとは、しっかりカラダに凹凸があり、姿勢が綺麗で健康であることです。
- 最近のカラダづくりの風潮は、カラダを絞り引き締めていくことが女性らしいカラダとみなされつつあります。
しかし、体脂肪は減るけど胸やお尻などの凹凸がなくなることに悩みを抱える女性が多いのも事実です。
- 女性の体脂肪のおおよその目安は22%前後です。
- しかし、22%前後だと『現代の基準』では、ややぽっちゃりに感じ、もっと少し絞りたいという女性が多いようです。
私、個人的には22%前後がいいと思っています。
【胸のサイズに悩む女性が増えている?】
- 身体が絞れていた方が、女性社会では優位に見られる傾向があるのだと思います。
しかし、必要以上に体脂肪を落とそうとするあまり、女性のシンボルである『胸』まで小さくなってしまうことに悩む女性が多いです。
- 腹筋に線が入るくらいまで鍛えあげる『腹筋女子』もその一つでしょう。
- 体脂肪を減らさなければ、もちろん腹筋の線は見えませんし、でもそうすると胸のサイズも落ちます。
胸は脂肪でできているため当然といえば当然です。
【胸のサイズは筋トレで解決できる?】
- 胸のサイズを上げるために『胸を鍛えましょう』というのもいかがなものかと思ってます。
- 将来的に胸が垂れてしまうことを予防することができたとしても、やはり筋肉と脂肪は別物です。
本質的な改善法ではありません。
お尻に関していえば、脂肪の割合が多い胸とは異なり、もともと筋肉の密度も多い部位なので、鍛えることでボリュームを出すことはできます。
胸は諦めてしまってるけど、お尻は鍛えることでボリュームが出ることが、きちんと証明されてますので、お尻を鍛えることがブームになっていますね。
【食生活にも問題がある】
- 食生活の影響も軽視することができません。
- カラダを絞るためにはカロリーを控えめにする必要があります。
- そのため鶏肉や野菜ばかりといった、いかにもダイエット食という食事をずっと続けてしまう女性が多いようです。
- そうした食生活をずっと続けると脂質が不足します。
脂質は乳腺を発達させる女性ホルモンの原材料になるので、あまり不足しすぎると胸のサイズも落ちていきます。
体重を落としカラダを絞ることばかり夢中になると、つい極端にカロリーの少ない食生活を続けてしまう方も多いので、極端なダイエット食はほどほどにし、きちんと脂質も摂るようにしましょう。
【まとめ】
今はTwitterやInstagramなどのSNSによって、今までは目にすることがなかった他人の生活や身体を簡単に見ることができる時代になりました。
SNSがなければダイエットや筋トレがここまで女性の間で流行らなかったでしょう。
ただ、その一方で『腹筋が少し割れていないとダメ』『小尻なんかじゃダメ』『このモデルさんくらい痩せないとダメ』というように、時代に乗り遅れているのではないかと焦りを感じてしまう女性が増えているのも事実です。
私は『美しさ』と『流行』は完全に切り離して考えています。
もちろんお客さまの希望に合わせたカラダを作っていくようにしてますが、胸のサイズを犠牲にするくらいであれば、腹筋は割れていなくてもいいと思いますし、小尻がすきなので、無理にお尻を鍛えて大きくする必要もない。
流行に乗ってないから、女性的な魅力がないと思いません。
その人の生まれもった骨格のバランスや、性格的な部分、好きなファッションはそれぞれ違います。
そうしたことも加味しながらカラダを作っていくことの方が流行という型に自分をはめ込んでいくよりも大切です。
流行に流されることなく『自分が思う美しさ』を追求して頂きたいです。
少しでも参考になれば幸いです。