尻トレブーム
京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。
少し前までは「小尻」であるのが女性としてのステータスの1つでしたが、今ではお尻を積極的に鍛え、ボリュームを出すかがステータスの時代になりました。
1人の男性の考えとして「どちらでもいい」と思ってます。
プリケツでもいいし、控えめな小尻でもいい。
尻トレブームだけど、ブームになるってことは市場的に「希少価値が下がる」ということです。
世間に逆行する形で小尻を目指した方が、レア度や魅力は増しますよ。
なんでもそうですけど、流行ったら終わり。流行りに乗り続ける限り、そこに個性は生まれない。
それよりも「身体全体の均整が取れていること」や「その人自身に合っていること」の方が重要だからです。
必ずしも時代やトレンドに体型を合わせていく必要はないと思っています。
ちょっとズレますが、例えば肩幅が広いことに悩みを抱える女性は少なくありません。
しかし、肩幅が広いことを気にする必要はないと思っています。
その分、ウエスト部に絞りをかければ、より流線的な体型になり、美しくなるからです。
工夫次第で幾らでも弱みは強みになります。
トレーニングと言っても様々なアプローチの方法があります。
その部位は多関節種目か単関節種目のどちらで鍛えた方がいいのか。
そもそもウエストを使用して鍛えるべきか、それとも自体重で鍛えるべきなのか。
お尻の位置を上げるのに、直接お尻に刺激を入れるべきなのか、それとも拮抗する筋肉に優先的に刺激を入れた方がいいのか。
職人が様々な道具や手法を駆使して作品を完成させていくように、トレーニングにも「センス」や「デザイン能力」といった面が求められてきます。
腹筋にパックを作ること、お尻にボリュームを持たせることだけが「正解」ではない。
いかに「自分らしさ」を大切にできるかではないでしょうか。