京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWパーソナルトレーナーの吉田仁です。

出会いの裏には必ず別れがあります。

ちょっとさびしい言い方になりますけど、出会うってことは、見方を変えると同時に別れに向けてのリミットが始まるということです。

今、目の前にいる人達と出会えて、これから何十年も一緒に歩いていけたら最高ですよね。

だけど、人と人との間には、必ずいつか別れがきます。人生には終わりの時がやってきます。それは人はいつか死ぬから。

あなたの恋人も、仲間も子供も両親も必ずいつか別れがあります。人は出会った瞬間から別れに向けてのカウントダウンが始まっています。

そしてその瞬間はいつ来るかなんて誰にもわかりません。

｢さっきまでそこにいたはず｣の人が一瞬で目の前からいなくなることだってあります。

｢もしこの人との出会いはこれが最後だったら｣そう思うと全力でその人を大切にするはずです。

当たり前なんですけど｢いくら大切でも、人って死んでしまうんだ｣て改めて思います。

そのことをふまえて｢いてくれて当たり前｣て信じ込んでいる目の前の相手とのご縁を｢本当は別れて当たり前なんだ｣と考えてみて下さい。

すると、本来は別れて当たり前の人間関係の中で、今こうやって一緒に歩いてくれる人に対して、感謝の気持ち以外なにも生まれなくなります。

今、隣に大切な人がいて笑ってくれてること自体が奇跡なんです。

そして、これから先すばらしい出会いを手に入れたいなら、｢いい出会い｣に執着しないことです。

もし、｢いい出会い｣ばかり求めてしまうと｢この人は自分の得になるかならないか｣を無意識に考えるようになってしまいます。

それでは出会った人を平たく大切にしていくことはできなくなってしまいます。

そもそも｢いい出会い｣かどうかは出会った瞬間にわかるものではないから。

ひとつひとつの出会いを大切にしていった結果、振り返った時に｢あの時の出会いが自分の運命を変えてくれたんだ｣と気付くもんですから。

今すでにあなたの周りにいる人、これから出会うすべての人を大切にする、その思いがあなたに素敵な奇跡をもたらすものだと私は思っています。

少しでも参考になれば幸いです。