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食べて痩せる人、食べないで太る人

京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWトレーナーの吉田仁です。食べないで痩せようとする方がまだまだ多いと思います。なのでその辺りを少し深掘りしたいと思います。

引き締まってる人は「食べないと太る」と考えますが、太ってる人は「食べると太る」と考える傾向があります。これ、分かる人には分かります。ダイエットの基本は、消費カロリーと摂取カロリーのバランスなんです。

オーバーカロリーであれば太ります。アンダーカロリーであれば痩せます。太るまたは痩せるといっても1日や2日で変化があるわけではありません。太るにも痩せるにも数週間から数ヶ月の時間をかけ体型に変化が表れます。

1日や2日での体重の増減は「水分」によるものです。ダイエットではアンダーカロリーの状態を続けることがポイントです。ただ、これが「食べなければ痩せる」という極端な考えにつながるようです。食べないダイエットをすれば、アンダーカロリーになりますので、一時的に体重は減ります。しかし、減った体重はほとんど筋肉や骨、水分なんです。

正しいダイエットは「筋肉をつけつつも、無駄な体脂肪を減らすこと」です。食べないダイエットは、もちろん体脂肪も減りますが、筋肉や骨などの組織までもが減ります。では、なぜ筋肉を減らしてはいけないのか。筋肉が減ると、消費カロリー(基礎代謝)が減ってしまう。消費カロリーが減れば摂取カロリーが上回りやすくなります。(オーバーカロリー)

食事を減らしてるのに、全く痩せないという方も、消費カロリー(基礎代謝)が減ってる可能性があります。そして「あー、やっとダイエット終わった」と、ダイエット終了後に食事を同じ量に戻したとしても、体重と体脂肪は増えていきます。筋肉、消費カロリーが減ってしまっている状態だからです。これがリバウンドの恐さなんです。なので、無理な食事制限は禁物なんです。

ここで大きい問題は、1度減ってしまった筋肉は、筋トレをしない限り戻ることがないということです。それには数ヶ月または数年かかりますので、長い視点で考える必要があります。こういったダイエットを繰り返すほど、どんどん太った体型になっていき、痩せるのが大変困難になります。下手にダイエットに手を出さない方が、後々ラクなんです。「食べないと太る」と考えてる人は、この仕組みをよく知ってます。食べないことにより筋肉が痩せ細り、見た目が悪くなり、消費できるカロリーまでもが減ってしまう恐さを知ってます。

筋肉を減らさないために1食たりとも抜いてはいけないし、炭水化物など特定の栄養素を制限してもいけないです。「太るから」「カロリー高いから」という理由で肉、魚など筋肉の材料になるタンパク質を含む食材も抜いてはいけないし、むしろ積極的に食べるべきですね。

ついでに、時間的な理由などで肉、魚なとが食べれないんであれば、栄養補助食品であるプロテイン(プロテインバーでもOK!)は飲んだほうがいいです。足らない栄養を補助するものだから。プロテインは「運動する人だけが飲むもの」「男性だけが飲むもの」「筋肉をつけるために飲むもの」ではないからです。

マルチビタミンや鉄分、カルシウムなどのサプリメントといっしょで、タンパク質が不足してれば「飲むべきもの」です。

大事なのは知ってはいるけど「マズいから」「恥ずかしいから」という理由で飲まない方もいますけど、それはカラダ作りを放棄してることですよ。きちんと栄養を摂ってこそダイエット。食べ過ぎることより、食べないのが1番よくないです。きちんとバランスよく食べ、きちんとカラダを動かしてキレイなカラダをつくりましょう。

少しでも参考になれば幸いです。

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