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指導者

京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWトレーナーの吉田仁です。

私が思う良い指導者とはについてお話します。近年フィットネスブームでジムやパーソナルジムが増えていますね。身体を動かされる方が多くなり大変良いことだと思います。しかし、それと同時にトレーナーと言われる人口も増えています。増えるということはレベルの低いトレーナーも多くいると感じています。

水や酒をガブガブ飲んで体重1キロ増やすことは30秒ぐらいあればできますが、体脂肪を1キロ増やすには数週間~数ヶ月かかるものです。7200cal余分にとらないと脂肪は1キロ増えませんよというものです。1日1500cal消費している人が、1740calの食事を毎日続けて(+240cal)、30日でやっと1キロ増えるということです。なので4~5キロ太って、自分で太ったなと思った頃にはかなり脂肪の蓄積は進行してるわけで、1か月や2か月でどうなる話ではないんです。ちょっと筋トレしてる中学生でも知ってるこの考えは、残念なことにいまだに浸透してないんで、日本のトレーニング業界は進歩してないと思っています。

太った体型に悩んでいる人がまずするべきことは、炭水化物を抜くことでも、チキンを買い込むことでも、サラダばっかり食べることでもなくて、そういう極端な食生活はもう辞めて、食べるものをきちんと食べることですよ。私なら、そういう指導者にはついていきません。10年20年先のことまで考えてくれる指導者を信頼しますね。ダイエットに限らずです。やたらとそういう考えばかり押し付けてくる指導者も結局、洗脳されていて主体性や自分の考え、ポリシーがないと思ってます。炭水化物を抜くように指導されて一時的に痩せたけど、前より太ってしまい食べることが怖くなってしまいました(特に炭水化物)というお客さんが後を絶たないからこう言ってます。拒食気味になってしまっている女性が増えているということです。短期間で痩せさせようとする無責任なトレーナーからすれば、そんなの知りませんよ、リバウンドしたのはあなたのせいですよくらいにしか考えてないでしょうし。アルバイト感丸出しですよね。

トレーナーから指定された以外のものを食べていくと、「なぜそんなもの食べたんですか」とあたかも犯罪者のような扱いをうけることがあります。私はそれをダイエットとは呼ばないし、カラダ作りとも呼びません。食事は身体を作り、身体を動かすものです。食べないで責められるならまだしも、食べたことを責められるのはナンセンスです。食事のことを考える時間と労力があるなら、新しいウェアを買ったり、トレーニングについて学んだり、楽しく運動したほうが、建設的だし健康的です。そしてそれは豊かな人生へと繫がります。ダイエットにおいて、これだけやればOK!なんて考えは存在しませんので、安易な考えは捨て、知性を身に付けることです。

最後に【誰も信じなくていい。自分だけを信じること】です。ダイエットの鉄則です。

 

 

 

 

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