日本人女性のダイエット事情
- 京都山科ボディメイクスタジオLIFEGROWトレーナーの吉田仁です。
- 今回は日本人女性のダイエット事情は少し異常ともいえる部分があると感じているので、思うことを伝えさせてもらいます。
- アメリカ人女性は、男性にモテる為にセクシーな身体づくりを行う。日本人女性は、女性からの目を気にしてガリガリになりたがる。
アメリカ人男性は、女性にモテる為と、大切な人を守る為に鍛える。日本人男性は、そもそも鍛えても外国人みたいになれないと思い込んでいる。
昔も今の時代もですが、標準体重またはそれ以下にも関わらず｢もう少し細いなりたい｣｢痩せないと｣が口癖になってるかと思います。口癖で済むのであればいいですが、一種の強迫観念や摂食障害にまでならないか心配です。
友達のカラダが細ければ｢なんでそんな細いの？｣｢あたしも細くなりたい｣｢どんなダイエットしてる？｣とその方法を聞き、安全なものかどうかも考えず安易に手を出してしまう傾向があるようです。｢3日間断食をはじめた｣｢流行りの⚪⚪ダイエットだけで過ごす｣｢炭水化物は太るから食べない｣これらはメチャクチャでひどすぎます。こういったものはダイエットとは呼びませんよ。栄養失調です。いい加減気づいてほしいものです。
これもほんとによく聞きますが、1日で1㌔～3㌔減ったなどと言いますが、それは水分です。１週間で5㌔減ったは、それは水分と筋肉です。糖質制限しながらトレーニングしてる。筋肉はどんどん減っていきますよ。必ずリバウンドします。体調をよく崩す、風邪を引く、冷えやむくみが常にある、筋力がない、体力がない、姿勢が悪い、生理不順、体重の増減を繰り返してるなど。なんかおかしいと気付かないですか？このような女性が多いのが実態です。
｢食べると太る｣と勘違いしてるのでしょう。そして｢細ければキレイ｣｢細ければスタイルが良く見られる｣と勘違いしてるのも事実。食べない、運動しないは決して『つくられたカラダ』ではないですよね。いくら細くてもその方の姿勢、表情をみれば無理なダイエットでつくられたカラダなのか、バランス良い食事と運動でつくられたカラダなのかは一目瞭然なんです。
それと他人と比較したりネットやSNSに影響されすぎないようにして下さい。←怪しげなダイエットに関してですよ。テレビでもモデルさんがしてたから、芸能人がしてたからあるいは身近な友達がしてたからと反応的に自分もやることはしないで下さい。自分自身を見失うことのないように。
モデルさんはモデルさん、芸能人は芸能人、友達は友達です。今後もまだまだ新しいダイエット法が登場しますよ。食事系のダイエットに共通してるのが、体脂肪ではなく『筋肉』を落とすものであるということ。『⚪⚪㌔痩せた』という表記はありますけど、筋肉の量に関しては一切表記がないのがほとんどですから。ちゃんと筋肉ベースでつくられたカラダを目指しましょう。
自分が目指す『自分』を目指すことです。他人の目なんか気にしなくていいです。人は人。自分は自分。みんなそれぞれ個性があっていいんです。どんな状況でも自分らしく振る舞ってほしいもんです。自分らしく振る舞ってるときが人は１番輝いてると思います。
【最大のライバルは自分自身であり、絶対に勝てるのも自分自身である！】
数年前に比べたら女性のトレーニング人口は増えてきてるのはすごく良いことで嬉しく思います。
｢痩せる｣という概念が消え｢つくる｣という概念が当たり前になる時代がくればな～と望んでいます。